くるくろ日記

うつ病になった医者の日記【治療8年目】

寝られない時は100数える。不眠の辛さを軽くする話。

眠りづらくて、すぐ起きる

うつ病の影響なのか、日中のストレスのせいなのか、なかなか寝られない。

寝られないのはもどかしい。

かと言って、起きてないかをする元気もない。

 

 

寝られないことを考えていたら、錆びたドアがイメージされた。

眠りに入るためのドア。

健康な時はスムーズに開いてくれる。

そしてスムーズに寝ることができる。

 

 

でも、健康を害してくるとドアは固く開きづらくなる。

ドアの蝶つがいが錆びてしまうような感じ。

そうなるとなかなか眠りに入ることができない。

しかも、このドアすぐに閉まってしまう。

寝れないときに頑張って寝ても、すぐに目が覚める。

1時間ほどで目が覚める。

眠りのドアは再び閉まってしまう。

 

 

寝るために頑張ってドアを開かないといけない。

具体的には辛くても、ベットで横になっていなければいけない。

でもそれができない。

でも、なんでベットに横になっていることが辛いのだろう?

 

 

寝れない夜は起きてる方がラク

なぜ、横になっているのが苦痛なのだろう?

ただ横になっていれば、そのうち寝られるかもしれない。

それに体も休まる。

でも心は休まらないことがある。

むしろ辛い。

起きてYouTubeを見ている方が楽に感じる。

 

 

寝るのが苦痛になることはたまにある。

体は眠いが、脳が眠くない感じ。

頭だけが興奮している。

たいていこういう時に何かしても、ろくなことはない。

勉強も集中できないし、音楽もヘンテコなのができる。

寝た方がいいのは分かっているけど、寝られない。

 

 

寝れない時のマイルール

「100回呼吸を数えてそれでも寝れない時は起きる」と、決めている。

ずっと続いてるマイルール。

寝られない時にいつまでも布団で苦しんでるのは辛い。

それに布団=辛い場所と記憶されそうだ。

それを避けるためにも、寝られなかったらとりあえず100数える。

数え終わっても起きてたら、起きて好きなことをする。

 

 

このマイルールを決めてから、心が楽になった。

寝られない時の対処法が決まったから。

これで寝られるわけではないのだが。

でも、何もしないで横になってるのは苦痛だ。

その苦痛からこのルールは自分を守ってくれる。

 

 

ちょうど、この日記を書いている今日も寝られない日だった。

100数えてたら後半で寝られたのだが、起きてしまった。

睡眠時間は1時間。

早すぎる起床。

 

 

とりあえず今は好きなことして起きていよう。

そのうち眠くなったら寝よう。

この自由さが心落ち着く。

決して体にいい生活ではないかもしれないが。

でも人間限界が来たら寝てしまうものだろう。

寝たいときに寝て、起きたい時に起きる。

それが理想。

仕事があるからそうもいかないけど。

いつか仕事からも自由になりたい。